こんにちは、院長ヨメです。

昨日からギャラリー大通美術館で始まった木版画の作品展に行ってきました。
木版画は小中学校の美術の時間でやったことがありますね。
彫刻刀のセットも持っていましたし、版画用の版木やゴムの板を使っていました。

今回、初個展をなさったAccotori さん。
ナチュラルで優しい雰囲気のお母さん作家さんですが、お若いころは山歩きなどがお好きで双眼鏡を持って山に登っては鳥をよく見ていたそうです。







ブルーと白を基調にした作品が多く、いろいろな鳥が可愛らしい版画がたくさんあります。

外が真っ白で冷たい空気の中からギャラリーに入るとなぜかホッと温かくなります。
作家さんのお人柄と丁寧な作品で、白い雪の作品でもどこか温かみを感じます。

木版画、素朴でいてそれでも表現はヴァリエーション豊か!


お値段お手頃でいくつも買いたくなってしまいます。

私も子供の頃、年賀状は毎年、版画を彫り手で擦っては新聞紙にひろげて乾かし… ずいぶんと手間のかかる年賀状を作っていました。
父の仕事が美術家ですから、まあこれはやらされてる感はありましたが、ゴム板を彫る感触、羊羹が包まれていた竹皮で作った我が家オリジナルのバレン、ありありとその頃のことを思い出していました。
小学生中学生と毎年作りました。当時はパソコンもプリンターもコピー機も何もありませんでしたから。

小学3年生の時、郵便局の年賀状コンクールで賞をいただいた私の版画作品です。
これ一枚だけが残っていました。
ハガキはまだ10円でした。



寅年の年賀状だから虎ですよ。タヌキかウサギか?とからかわれたものです。
昼と夜の対比を… なんて難しいことを考えていたわけではないと思いますがなんとも味のある版画ではないでしょうか。自分で言っちゃいますが…まだ9才の頃のです。

父親と一緒に作る年賀状、これは今思うと大変貴重な時間であったように思います。いつのまにか私は55才になってしまいましたが、私が9才の頃の父はまだ40代でした。子供にいちいちこんなことをやらせるのは労力のいることで、我が家ならではの年末の行事でした。父親も年賀状は版画を擦っていました。たくさんのかたに出していたのに…。

Accotoriさんの版画はハガキとしてたくさん売っています。
私も何枚かわけていただきました。

どうぞ会場でご覧くださいませ。

こんにちは、院長ヨメです。

2月5日夜に私の叔母がとうとう亡くなってしまいました。
亡くなるギリギリまでしっかり話しができた叔母。
1カ月後に88才の誕生日を迎えるところでした。

私は悲しいけれど…もしかしたら天国があり、あちらの世界ですでに亡くなった家族や友人とまた会えるとしたら…3年前に亡くなった仲良しだった叔父、私の両親、叔母の親にあたる私の祖父母…たくさんの人にまた再会して最近のこちらの事情をたくさんお話ししてくれると信じています。
だから棺の叔母に私の両親に会ったら子供たちが元気で頑張ってること、孫が大学を卒業し就職が決まったこと、たくさんのことを報告してほしいとお願いしました。

いつかは私もそちらにいきますからその時までしばしのお別れです。






棺に掛けた私たちからの寄せ書きです。

こちらはこちらでまたみんなで仲良く頑張って生きていきます。

こんにちは、院長ヨメです。

今日から雪まつりが始まりましたね。
地元の私たちはなかなか見に行かないのですが、世界中からお客さんがいらしていることでしょう。

この二週間はいろいろなことがあり、毎日を過ごしていくのが大変です。

まずは兄が二週間にわたり、ギャラリー大通美術館で作品展をひらいておりました。私の知人や友人たちもたくさん見に来てくださいました。
今年は北海道銀行のカレンダーに兄の道庁の絵が採用されていることや、先日封切られた映画「そらのレストラン」で使われる絵画を担当していることもあり、いつもに増していらしてくださるお客様といっぱいお話をしました。




長い間、絵を描いてきてようやくこのようなお仕事をいただけるようになり、また今回もたくさんのかたにお世話になりました。妹からも感謝申し上げます。


2月2日には若き世界的ピアニスト反田恭平さんのピアノリサイタルも聴きに行きました。天にものぼりそうな美しい音色。小さな小さな音の残響音がものすごく美しく無音よりもずっと静寂な世界があるんだ!と驚きました。







作品展開催中の1月30日水曜日午後から、私たち夫婦は札幌シネマフロンティアに映画「そらのレストラン」を見に行きました。


兄の絵がどこでどんなふうに出るのか…絵ばかりを探してストーリーが頭に入らないのではないか…などと思っていましたが、そんなことはなくて、映画は北海道せたな町の美しい景色とともにストーリーもわかりやすくてよい映画でした。
兄の絵は小日向文世さん演じるチーズの名職人である大谷さんの肖像画が一番多く登場します。妹からしてみると風景画家なのに!人物か… 人物なら肖像画家さんが描いたほうが…と思いますが、ストーリーからするとまああの雰囲気でもいいのかな。
北海道が生んだ大人気スター俳優の大泉洋さんが、スクリーンの向こうでは兄の描いた絵に向かって再起を誓い、涙を流していました。
とても複雑な気持ち!!

こんな大切なシーンに使われるなんて!私は涙よりも不整脈でも出そうな気持ちに… スクリーンの絵はあまりに大きくて…
チーズ作りの技を伝授される時間もなく小日向さん演じる大谷さんは亡くなります。そこでショックを受けるまわりの方々…
しかし「残された自分たちは、生きることしか出来ないんだから、思いっきり遠回りして、悩んで笑って自分だけの人生を…」という印象的なセリフが出てきます。





私にとって、今、大切な身内が闘病の最後の時期に来ているのです。私を55年間可愛がってくれた親戚の叔母がまさに終末期を迎え、私自身の気持ちも今はどうしたらいいかわからなくザワザワと悲しみが押し寄せてきます。
姪の私ですらこうなんだから、息子や娘たちはもっと辛いでしょう。
本当に映画のセリフと同じ、残された私たちはやはり生きていくしかなく、私たちの人生をきちんとやっていくということしかありません。

身内の緩和ケア期、絵画、映画、すごい音楽……この二週間で本当にいろいろな勉強をさせてもらっています。



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